一人の引っ越しなら単身パックで十分
一人での引っ越しには単身パックを利用しましょう。
最近の引越しの単身パックはとても便利ですね。
昔は一人暮らしの引越しは大変でしたが、今の引越しには単身パックがあるので安心です。
ちなみに単身パックとは「高さ170cm×横幅110cm×奥行き100cm」程度の滑車付きコンテナボックスに荷物を積み込み輸送する引越しサービスのことを言います。
サービスの呼称は日通では「単身パック」、クロネコヤマトでは「単身引越サービスパック」などと業者により様々ですが、一般的には「単身パック」で認知されていることがほとんどです。
日本通運が1989年に業界で初めてコンテナボックスを利用した単身向けの少量引越商品を開始し、2004年に「単身パック」が商標として登録されました。
そのため、厳密に言うと「単身パック」は日通の商標登録なので、他の業者は別の名称をサービスに用いています。
単身パックの流れは、現住所で引越スタッフに荷物を集荷してもらいコンテナに積み込む⇒荷物を受け取る時間帯を連絡し、引っ越し先住所に配達依頼するというのが基本的な流れになります。
一人暮らしの引越しで困るのは、いきなりの異動や毎日の仕事に追われて忙しい生活の中で、引越し料金の見積もり等の引越しの手配が出来ないことです。
単身パックはそんな中でも見積もりを取らなくても利用できるというメリットがあります。
引越しの単身パックサービスを導入している会社はたくさんあります。ほとんどの所が導入しているのではないかと思います。
実際に、大手の引越し会社を参考に説明をします。
単身パックはその名の通り単身向けの荷物が少ない場合に利用するといいでしょう。
どれぐらいの荷物が運べるのか日通を例に挙げてみると
Sパックで運べるものはテレビや小さめの冷蔵庫などです。
Lパックになると運べる荷物が増えますが大きくは違いません。
ほとんどの業者がこのサイズを扱っています。会社によって若干の違いはありますが単身パックの場合は大きく料
SサイズとLサイズの個数と距離に応じて引越し料金が算出されるシステムです。
単身引っ越しパックはインターネットで、簡単に引っ越し料金の概要が分かるので便利なシステムです。
申し込みもインターネットから出来ますし、インターネットから申し込むと割引があります。WEB割引で1000円~2000円ほどが相場です。
また、荷物を届ける時間帯の指定も出来ます。
単身引っ越しの料金は、おおよそ同じような料金にはなりますが、業者ごとに異なりますので、安く済ませたいなら各社から見積りを取ることをお勧めします。
大手各社の比較表
業者名 | パック名 | コンテナサイズ (幅×奥行き×高さ) |
容量 | 料金 | 保険金額 |
---|---|---|---|---|---|
日通 | 単身パックS | 108×74×155cm | 1.23㎥ | 15,000円~ | 100万円 |
単身パックL | 108×104×175cm | 1.96㎥ | 16,000円~ | 150万円 | |
単身パックX | 165×223×199cm | 7.47㎥ | 51,000円~ | 300万円 | |
単身パック当日便 | 貸切トラックで輸送 | – | 要件見積もり | 1000万円 | |
単身パック積んでみる1.5m3(リューベイ) | 100×100×150cm | 1.50㎥ | 15,000円~ | 200万円 | |
クロネコヤマト | 単身引越サービスパックmini | 104×104×130cm | 1.4㎥ | 同一市内 関東:16,000円 その他エリア:13,000円 |
|
単身引越サービスパック | 104×104×170cm | 1.83㎥ | 同一市内 関東:17,000円 その他エリア:14,000円 |
||
サカイ引越センター | 小口便引越サービス ※関東⇔関西の引越し限定 |
105×75×144cm | 1.13㎥ | 要問合せ | |
ハトのマークの引越センター | 小鳩パック (200km以上の遠距離専用) |
104×74×146cm | 1.12㎥ | 21,000円~ | |
青春引越便 (200km以上の遠距離専用) |
105×105×180cm | 1.98㎥ |
※引っ越し侍調べ
単身での引っ越しが決まったら、引っ越し見積もりサイトなどで単身パックの見積もりも一括請求できますので、それを利用して見積もりをとって引っ越し料金の相場を調べるところから始めましょう。
単身パックは便利ですが、メリット・デメリットがあります。
単身パックのメリット
・料金が格安で追加料金の発生もなし(コンテナで運ぶためその中に納まる範囲であれば追加料金はなし)
・基本的に引越し業者の訪問見積もりが不要(WEBから申し込みができ時間に余裕のない人でもすぐに手配できる)
・荷物を紛失・破損するリスクが少ない(コンテナ内なのでよほどのことがない限り紛失はしない)
単身パックのデメリット
・段ボールなど梱包資材の無料提供・回収がない(梱包用の資材は自分で用意することになる)
・荷物が積み切れないと追加料金が発生する(コンテナに積み込めなければ追加でもう一つコンテナを使う場合に追加料金が発生する)
・運送できる荷物のサイズが限られている(大きな荷物でコンテナからはみ出る場合には運べない)
メリットを取る場合には単身パックはとても使い勝手がいいと思います。
大きな荷物がある人は「単身向けプラン」を使う
単身パックですべての荷物が運べればいいのですが、その枠に収まらないものを運ぶ場合に利用するといいのが「単身向けプラン」です。
単身向けプランは、単身パックに荷物が積みきらない人を対象にした、トラックなどの車両をチャーター(借り切り)して運送するサービスです。
荷物の量に応じて車両の大きさを決定し、荷物が少なければ「軽トラックやバン」、荷物が多い場合は「1.5tトラック」などで運送します。
「単身パック」との大きな違いは料金と運ぶことのできる荷物の量です。
単身パックはコンテナボックスに積み切りで荷物を輸送するため、運ぶことのできる荷物量が限られます。
これに対して、単身プランは通常通りに引越し作業を行うので、実質的に荷物量の上限はありません。
「荷物が多い」・「大きな家電製品を運ばないといけない」といった条件の方は、単身パックの利用をおすすめします。
また、単身プランの中には「ミニ引越しプラン」という、荷物の少ない引っ越しに特化した格安プランもあります。
アリさんマークの引越社やクロネコヤマトといった大手引越し業者から、西濃運輸や福山通運といった運送会社も、こういったサービスを提供しています。
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